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gatherで「ちょっと、いいですか?」ができる空間を作った話

こんにちは!株式会社フォトラクションでWebエンジニアをしている田中喜規です! Photoruction Advent Calendar 2021の12日目の記事です。

 

2020年からテレワーク環境が続いていますね。

 

これまでのようにオフィスに出社ができない状況だと、社内のコミュニケーションの絶対量は少なくなってしまいますよね。

おそらく、どの会社でも、こうした悩みや課題があるのではないでしょうか。

 

今年から、PhotoructionのWebエンジニアチームでは、gather.town(以下gatherと省略)というツールを使って、チームのコミュニケーションを促進しようと頑張っていました!

 

 

目次

 

gatherとは?


ポケモンドラクエを彷彿とさせる、レトロなUIで、さまざまなスペースを選択し、複数人のユーザーがチャットやビデオ通話ができるサービスです。

 

出社時と同じ感覚を得られる

Zoomやgoogle.meetは、URLリンクから参加できる人全員が一律同じ空間で、会話ができるものとなっていると思います。いわゆる、「Web会議ツール」ですよね。

 

gatherは、Web会議だけではなく、もっと用途が広いです。

Photoructionでは、以下のように、社員1人1人が部屋を作って、作業。

 

用がある時に、他メンバーの部屋を訪ねるようなイメージです。 「オンラインオフィスサービス」として利用してます。

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(私田中の自室です笑。宇宙船内で、ソロキャンプをしています)

パーソナルスペース

gatherでは、以下の状況で会話に参加ができます

  • 一定の距離感にいるか
  • パーソナルスペースにいるか
  • パブリックスペース(大部屋など、全員にアナウンスできる場所)

 

パーソナルスペースは、Zoomやgoogle.meetのように、同じ空間にいるメンバー全員に会話が聞こえるということはなく、オフラインの出社と同じ感覚で、ある一定の距離感の範囲内でないと会話が聞こえない仕組みとなっています。

 

実際のオフィスで、会議室を利用して打ち合わせを行う要領で、メンバー複数人で会話が可能です。打ち合わせが終われば、そのまま、自室に帰って各々の業務に戻る形で運用しています。

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ちょっと、いいですか?ができる空間を作りたい


元々、弊社のWebエンジニアチーム内の課題として、コミュニケーションが希薄になっていることが課題の1つとしてありました。

 

現在Photorucitonのエンジニアチームは、完全リモートでの働き方となっています。

定例やPJごとのミーティングがない限りは黙々と、業務を進めていくことになります。

勿論それはそれで利点になっているのですが、チーム全体でものづくりをしている意識や、困ったときに、助け合いができるような連帯感が薄いことに課題感がありました。

 

オフィスワークでよくある、隣のメンバーへの「ちょっと、いいですか?」ができれば、それだけで問題が解決することも、リモートワークでは時にはgoogle.meetで開催をセッティングし、slackで質問内容を考え、送信することが必要になります。

 

また、日々のちょっとしたやり取りから、メンバー間の関係性ができて、より良い職場環境となることも、リモートワーク環境以前では、当たり前のように生まれていたと思います。

 

そんな、「ちょっと、いいですか?」ができる環境づくりに適しているツールとして、gatherを活用していく運びになりました。

gather内でやったこと


用途は多岐に渡り、さまざまな楽しみ方ができます!

  • ランチ会(Webチーム内で週一)
  • bug bash(Photoructionのバグを社内で見つける月一イベント)
  • オンライン飲み会(不定期)

bug bashの時の様子

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無人島で、オンライン飲み会を開催(パブリックスペースがなく、密になりながら乾杯)

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実際、効果はあったか?


田中の独断と偏見だと、かなり働きやすくなったと思いました!

話しかけにいっていいんだ!って安心感を得た部分があり、「聞くハードル」が下がったように思います。

 

また、slackで何か問題が流れてて、gather内でその件について話をしていたりすると、

それを聞きつけて、他メンバーが心配して、覗きにくる場面もあったので、「コロナ前のオフィスワーク」にかなり近い雰囲気、連帯感も感じられました。

 

Webエンジニアチームに関わらず、他部署のチームも気軽に話しかけに来てくださることもよくあるので、間違いなく、コミュニケーションは増えたと思います!

 

コミュニケーションの問題なので、ツールを導入して解決!ということはないですが、解決のひとつのきっかけになるかもしれないので、個人的にはおすすめです笑。

 

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